魚津市/上市町(富山) 白倉山(878.6m) 2020年10月17日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 12:26 林道斜面崩壊箇所(駐車場所)−−12:43 尾根取付−−13:21 白倉山−−13:46 林道−−14:05 林道斜面崩壊箇所(駐車場所)

場所富山県魚津市/中新川郡上市町
年月日2020年10月17日 日帰り
天候
山行種類ほぼ一般登山
交通手段マイカー
駐車場林道斜面崩壊箇所手前路上に駐車
登山道の有無あり
籔の有無藪と言うほどではないが体に触れる笹や木がある
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
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コメント白倉山へのルートが刈り払われたとの情報を知って登った。残念ながら林道は数年前と同じで崩れたままで車両通行不能だったが、そこから登山口となる690m鞍部まで大した歩きではない。690m鞍部の尾根取り付きは草ぼうぼうで道があるようには見えないが、少し登ると刈り払われた明瞭な道となり山頂まで続いていた。山頂には祠あり




斜面崩壊地手前に駐車 斜面崩壊地。数年前から手付かず。たぶん二度と開通しないだろう
崩壊地の先は良好な道だが林道起点が通行止め 白倉山
690m鞍部の白倉山取付き。道があるように見えない 草ぼうぼう地帯を通過すれば道が明瞭化
770m峰 760m鞍部。天然杉
標高770m付近。トラロープ出現 新しい切り口
白倉山山頂 山頂の祠
林道に戻る 崩壊箇所。長さは20m程度と短いのだが放置されたまま
駐車箇所到着


・白倉山、尻高山は数年前に南側を通る林道から尾根伝いに登ろうとしたが、白倉山は林道が崩壊して目的地まで来るまで入ることができず断念。尻高山は林道の尾根入口の柵には「登山口」の文字がマジックで書かれていたが、実際には藪に覆われて気楽に行けるような状況ではなかった。ネットの記録では麓から沢沿いに登ったものがあり、秋になったらそのうちやろうかと考えつつ数年が経過していた。

・ところが今年になって突如として数件の登山記録を発見。尾根上が刈り払われたとのことで、刈り払いが新しいうちに登ってしまうことにした。どちらも起点は南側を通る林道であるが、白倉山は林道が修理されて車で入れるようになったのか不明。もし入れなくても歩いて大した距離ではないので歩くつもりだ。

・早月川沿いから林道へと上がっていく。ここは大倉山に登った時に通行しているので問題なし。大倉山登山口となる廃林道入口には2台の車があり、只今登っている人がいるようだ。

・この先の林道は数年前よりも荒れているような印象を受けた。舗装されているがあちこちに小さな落石があるが、今のところ車両の通行に支障はない。

・林道の最高地点が尻高山登山口となる駐車場だが、ここは白倉山の後に登ることにしてそのまま通過し車でさらに奥へ。残念ながら前回の斜面崩壊箇所はそのままで、車は手前に置いて長靴に履き替えて歩きに切り替える。

・崩壊箇所の幅は10m程度しかなく見た感じでは路床には損傷が無いようなので、路上の岩や土砂を取り除けば林道は通行可能となりそうだが、生活道路ではないため林業等で支障が出ない限りは修理しないようだ。崩れた箇所は水が流れ出して泥沼状態で長靴で良かった。崩壊箇所を抜けるときれいな舗装道路が復活するが、残念ながらこちら側の林道入口には車止めがあってマイカーは入ることはできない。白倉山登山口まで歩いた限りでは最近車が通行した形跡は無かった。

・690m鞍部を林道が越える場所が白倉山登山口。案内標識や明瞭な踏跡があるかと思いきや、尾根や斜面は草藪に覆われて道らしき存在は皆無だった。林道を少し先まで歩いて斜面の様子を見たが灌木藪が深く、最もマシなのは尾根直上の草藪地帯であった。

・昨日は雨だったが今日は雨は降っておらず藪は乾いているだろうと雨具は着用せずに尾根に取り付くと、意外にも草の下には踏跡があった。そして僅かに登って樹林帯になると明瞭な道に変わった。確かに最近刈られた形跡があるが、それ以前からそれなりの濃さの道形があった形跡がありありと感じられる。昔から林業作業道とかがあったのかもしれない。尾根入口の草は藪を刈った後に成長したのかもしれない。

・予想より藪の刈られ方が良好で多少体に触れる笹や木の葉がある程度。これならしばらくは道形が保てそうだ。ただし有名どころではないため登山者数は限られるだろうから、数年間放置されるとまた藪が延びてくるだろう。特に笹や根曲り竹は毎年新しく生えてくるので毎年刈らないとすぐに藪になってしまう。

・地形図通り途中から傾斜がきつくなるが、刈り払いの状況は変わらずで良好。

・傾斜が緩むと白倉山山頂に到着。ここだけは少し広く藪が刈られて広場になっているが、周囲の藪までは刈られていないので展望は皆無。三角点の奥に小さな石の祠があったので人跡未踏の山ではなくて昔から少しは登られていたようだ。刈り払いは祠までで、その奥は突入したくないレベルの灌木藪であった。誰が藪を刈ってくれたのか分らないが、道のありがたさを大いに感謝する。

・帰りは往路を戻る。

 

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